2019年3月号「マンションでの炊き出しにチャレンジ③ 調理に役立つグッズ紹介」

先月のメニューのポイントに続き、今月は調理に役立つグッズを紹介します。
前提条件として、「水」「ガスコンロと燃料」「備蓄食材」は予め所持していると考えます。
これらは最低限必要なものとして、是非揃えましょう。

調理に役立つグッズ

◆ 調理用手袋

手にはめて調理することで手を洗う水を節約することができます。食品に直接触れないように、使い捨ての手袋を用意しておきましょう。

◆ クーラーボックス

冷蔵庫も、電気が止まってしまうと機能しなくなります。保冷材を用いても大容量の庫内を冷やすのは難しいです。こんなとき、クーラーボックスに生鮮食品を移し替えて保冷材を入れれば鮮度を保つことができます。日常のお出かけ、キャンプなどにも使えますし、一家に一つ揃えておきたいですね。

◆ ラップフィルム

ラップフィルムは、断水時の皿洗いの節約に役立ちます。お皿の上にラップを敷いて、その上に料理を乗せて食べた後はラップだけ捨てればお皿はきれいなまま保てます。おにぎりなどを作る際にもラップを使えば直接触れずに作れて衛生的です。

◆ アルミホイル

アルミホイルも、ラップ同様に断水時に重宝します。きれいなフライパンの上にアルミホイルを敷いて、そのまま料理すれば調理器具を洗わなくて済みます。アルミホイルの代わりにオーブンシートを活用するのもいいでしょう。お皿に熱いものをおくときはお皿洗いの手間を省くのにラップではなく、アルミホイルが役立ちます。

◆ 食品用ポリ袋

ポリ袋は、お椀のような深い食器にかけて使うことでラップ同様に洗い物を減らすことができます。使って汚れた後はそのまま捨てればOKです。手にかぶせれば手袋代わりになりますし、ボウルの代わりに調理する材料を混ぜ合わせるときや、給水袋など多用途に使えます。様々な大きさを用意しておくと便利です。

◆ キッチンバサミ

キッチンバサミがあれば、まな板と包丁を使わないで調理できます。使い終わったらキッチンペーパーで拭いて消毒スプレーを吹きかければまたすぐに使えます。

◆ 皮むき器

キッチンばさみと同じようにまな板や包丁を使わずに切ることが出来ます。また、薄切りになるので加熱時間が少なくすみ、燃料の節約にもなります。

◆ 牛乳パック

牛乳パックをカットすれば、コップやお皿の代わりに使用できますし、細く切って真ん中で折ればスプーンとしても使えます。また、開いて平らにすればまな板の代わりに使えます。

様々なグッズで食中毒を未然に防ぎましょう。

このように、ライフラインが途絶えた中で調理をする際にはちょっとした工夫でストレスなく調理したり、お皿、調理器具、手をきれいに保つことができます。上記で説明した以外にも、次の情報を参考に食中毒防止の備えも万全にしましょう。

1)使い捨てゴム手袋

2)マスク

3)三角巾

4)エプロン

5)消毒用アルコール(できればスプレータイプ)

6)次亜塩素酸ナトリウム(台所用漂白剤)

7)ポリ袋&ゴミ袋

8)新聞紙(ゴミ袋の底に敷き、ドリップを吸い取り、細菌が繁殖するのを防ぐ)

9)ペーパータオル

10)中心温度計

国崎信江氏プロフィール

内閣府「中央防災会議首都直下型地震避難対策等専門調査会」専門委員、土木学会の「巨大地震災害への対応検討特別委員会」委員などの経験から、危機管理アドバイザーとして、現在は文部科学省「地震調査研究推進本部政策委員会」委員、消防庁「地域防災計画における地震・津波対策の充実・強化に関する検討会」委員、気象庁「緊急地震速報評価・改善検討会」委員を兼任。全国で防災・防犯対策の講演を行う傍ら、各メディアにも多数出演し、防災・防犯情報に関する啓蒙活動に注力。『マンションみんなの地震防災BOOK』(株式会社つなぐネットコミュニケーションズ発行)をはじめ著書多数。

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