2018年4月号「防災セミナーに参加しましょう」

昨年2017年度はマンションでの訓練について、それぞれの訓練内容のポイントをお伝えしました。今年2018年度は「マンションの防災意識向上を目指して」というテーマで、防災のユニークな取り組み方について紹介したいと思います。

ご自身の防災への意識をチェックして見ましょう

そのまえに、まずはご自身がこれまでの人生の中でどれほど防災に関わってきたかを、振り返ってみてはいかがでしょう。まずは、下記のチェック項目にいくつ該当するか確認してみてください。

防災の書籍を読んだことがある

学校や職場以外に防災訓練に参加したことがある

防災講演会に参加したことがある

自宅に防災用品がある

いつもどこにいても地震がおきたらどうしようとイメージしている

家族や友人と災害や防災の話をすることがある

自宅で被害に遭ったときに頼れる人が近くにいる

さあ、いかがでしたでしょうか。上から4つの項目およびすべてにチェックがついた方は積極的に防災を考えている方で防災意識の高い方です。下から3つのみにチェックを入れた方は災害に対して不安を感じているので、その不安を解消するための防災の知識や経験を積むと安心できます。そして、すべてにチェックがつかなかった方は、防災に関わらなくてもいざというときは誰かがなんとかしてくれるというお考えがあるのかもしれません。知識は人生において自分を導き救ってくれます。防災の知識もあることで生命や身体、財産を守ってくれる力になります。その知識を得るための手っ取り早い方法がまさに、セミナーに参加することです。

マンション住民のセミナーへの参加で、マンション内の交流も生まれます

とくに、お住まいのマンションの住民を対象とした防災セミナーが開催されるのであれば、講師からそのマンションの特性を踏まえたアドバイスを聴けるので、不安を解消する好機となるはずです。しかも、マンション居住者と顔見知りになれるチャンスでもあります。同じ屋根の下に誰が住んでいるかもわらかないことほど怖いことはありません。プライバシーを保ちながらマンション居住者とうまく交流ができてこそ、安心できる生活になるのです。

これまでに一度も防災セミナーに参加したことがないという方は、今年こそはセミナーに参加してはいかがでしょう。おひとり様大歓迎ですし、ご家族でもウェルカム。もし、私が皆様のマンションのセミナーの講師に呼ばれましたら、コラムの読者であるとお伝えいただけたらとても嬉しいです。

国崎信江氏プロフィール

内閣府「中央防災会議首都直下型地震避難対策等専門調査会」専門委員、土木学会の「巨大地震災害への対応検討特別委員会」委員などの経験から、危機管理アドバイザーとして、現在は文部科学省「地震調査研究推進本部政策委員会」委員、消防庁「地域防災計画における地震・津波対策の充実・強化に関する検討会」委員、気象庁「緊急地震速報評価・改善検討会」委員を兼任。全国で防災・防犯対策の講演を行う傍ら、各メディアにも多数出演し、防災・防犯情報に関する啓蒙活動に注力。『マンションみんなの地震防災BOOK』(株式会社つなぐネットコミュニケーションズ発行)をはじめ著書多数。

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