2019年5月号「中央区防災対策優良マンションになろう」

先月( → 2019年4月号「東京都耐震マークをご存知ですか」)では、東京都の耐震マークの制度を紹介しましたが、今月は中央区が認定している制度についても紹介します。

中央区では、住宅の戸数が10戸以上のマンション(専用部分の床面積が1戸当たり40平方メートル以上の住宅)を対象に、マンションの防災力の向上と地域とのつながりを一層高めるため防災対策を積極的に取り組むマンションを「中央区防災対策優良マンション」として認定し中央区のWEBサイトでマンション名を公表しています。

これだけでも、マンションの好印象になりますが、認定されると

防災訓練の経費の助成(年額上限5万円)

防災活動に必要な資器材を30万円相当まで支給などの助成を受けられます。

(※防災区民組織を結成しているマンションは、別の制度により運営費の助成や防災資器材の供与を行うため、認定証の交付のみとなります)

「中央区防災対策優良マンション」として認定されるには、4つの認定要件のすべてを満たす必要があります。

1)防災組織を設置していること

2)防災マニュアルを作成していること

3)原則として年1回以上防災訓練を実施していること

4)地域の町会等との連携が図られていること

などです。
すでに上記の要件を満たす活動が行われているマンションでしたらぜひ認定申請することをお勧めします。また、マンションの防災力を上げたいけれど具体的にどう進めたらいいのかわからないという場合にも、認定を受けることを目標に取り組むのも一案です。親切にも、中央区では希望すれば防災マニュアルの作成や防災訓練実施等のために防災アドバイザーを派遣してくれますから、心強いですね。認定申請の方法や注意事項などの詳細は中央区のWEBサイトからご覧いただけます。

「中央区防災対策優良マンション認定制度」について

わからないことがあれば、中央区防災課普及係(電話 03-3546-5510)にご相談ください。

国崎 信江氏プロフィール/危機管理教育研究所 代表 危機管理アドバイザー

【主な経歴】横浜市生まれ。女性や生活者の視点で家庭、地域、企業の防災・防犯・事故防止対策を提唱している。講演、執筆、リスクマネジメントコンサルなどの他、文部科学省「地震調査研究推進本部政策委員」、東京都「震災復興検討会議」委員などを務める。現在はNHKラジオ マイあさ!の「国崎信江の暮らしの危機管理」のコーナーやテレビ、新聞などで情報提供を行っている。著書に『地震の準備帖―時間軸でわかる心得と知恵』(NHK出版)『サバイバルブック―大地震発生その時どうする? 』(日本経済新聞出版社)『マンション・地震に備えた暮らし方』(エイ出版社)『これ1冊でできる!わが家の防災マニュアル』(明治書院)などがある。

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