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水琴窟とは、日本庭園の茶室入口の蹲踞(つくばい)や、書院縁先手水鉢の鉢前水門に造られた日本独自の庭園施設です。そのルーツは古く、江戸初期の大名茶人・小堀遠州が創案した蹲踞の余水の排水装置「洞水門」から発祥したとも云われ、江戸時代製作のものと見られる水琴窟が、京都や鳥取、岐阜、三重などで発見されています。
名前の由来は定かではありませんが、鉢前水門の下に底に小さな穴を開けた甕(かめ)を伏せて埋めるという構造と、手を洗った水が穴から水滴となって甕底に溜まった水面に落ち、甕中で反響するその音色が琴に似ていることから、江戸時代の粋人達や庭師から「水琴窟」と呼称されたようです。
当マンションではエントランスの入り口に水琴窟を設置し、住民の方は勿論、訪れる人や近隣の方にも楽しんでいただけるよう配慮いたしました。手水鉢から溢れた水が少しずつ水琴窟に注いで音を奏でる仕掛けになっています。滴が作りだす、可憐で、聴くたびに不規則に変化する余韻が耳の奥にしみこみ、人の心をつつみこみます。 |
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職業、造園家。特定非営利活動法人日本水琴窟フォーラム理事。 1993年から本格的に水琴窟の製作・開発・発展に力を注ぐ。全国各地、数十箇所に独創的デザインの水琴窟を創出、滴の研究や講演なども精力的に行なっている。 移動型水琴窟スペースサウンドを開発してからは、1997年のサントリーホールをはじめ、ステージ上での水琴窟コンサートを数多く成功させるなど、その活躍は多岐にわたる。 |
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