

開発という仕事は、簡単に言ってしまうと、プロジェクトの中でも最も源流となる土地の仕入れを行うこと。しかしながら、単純に一つの土地をとっても、土地の活用には分譲物件だけでなく、賃貸物件、投資物件と様々な用途が考えられます。そのため、不動産業界のみならず、金融・社会情勢など様々な情報を仕事のツールとして使わなければいけない。常に新しい情報にアンテナを張り、その中で有益な情報を活用してこそ新たな商談が生まれるのです。この仕事はいわば情報戦と言えるのです。
特に弊社は、「都心の生活環境を見直し、都心での新しいライフスタイルを創造する」という強い理念を持っているため、開発のターゲットとなるエリアも当然ながら限られてきます。そのような中で、弊社の理念に合う土地を探しだし、幾度も交渉を重ね、億単位のお金を動かす。金額としてのスケールの大きさももちろんですが、理念を具現化する上で、一番最初のきっかけを自分が創っている、会社としての理念実現の重要な部分を担っていると考えると、非常にやりがいのある仕事だと思っています。

この仕事は好奇心と想像力が鍵を握る仕事であると思っています。例えば街を歩いていて、新しいビルが建っているとしますよね。「誰がどんな目的で、どんなロマンを描いて仕掛けたのだろう」と、見るだけで、身体がうずいてくるんです。
大切なのは土地を最初に見たときのインスピレーション。そこに眠っている可能性を引き出し、アレンジし、様々な角度から考えを巡らせると次から次へと発想が湧いてきます。
数多くの挫折の末、ふとめぐり会う土地が事業用地になったりする。そんな厳しい仕事ですが、だからこそ坂入産業のブランドは私たちが支えているのだという自負を持つことができるのです。これから創る建物や街の変貌に想いを巡らせる時、この仕事の社会性とダイナミズムはたまらない魅力だと考えています。
また、よく言われることなのですが、この仕事は“地図に残る仕事”なんです。自分が関わった建物に多くの人々が住み、街づくりの一端を担っている。そう言った自負こそが毎日の仕事の中で自らを奮い立たせる原動力となるのです。
坂入産業のブランドの根幹は、都心の生活環境を見直し、都心での新たなライフスタイルにこだわり提案すること。そこにこだわり続けることがブランドを築き、お客さまとの信頼関係をも築いていけるのだと思います。また、都心に供給を続けることこそが、私たちの開発力である、とも思っています。
これからも、ビジネスや芸術をはじめとする文化を肌で感じ、単なる建物としてではなく、人と、そのライフスタイルを包む空間としての広がりを提供するため、走り続けていきたい、そう思っています。







