照明による印象のちがいや実用性について、実際の光源を見ながら解説していただきました。照明を使ったおしゃれな演出法も教えていただき、部屋のイメージを頭に思い描くことがますます楽しくなりました。

 「人工灯がなかった時代、陽がさしている時間帯に働き、陽が沈むオレンジの空になると夕食をとって、くつろいでいました。それと同じように、仕事や勉強をするのに使う部屋は蛍光灯の白い光を使い、くつろぐために使う部屋はオレンジの白熱灯を使うとよいですね」と、まず基本的なアドバイスからお話は始まりました。

2種類の光源を使う

 「同じ部屋でも2種類の光を組み合わせて使うことができます。器具によって、光の出方は違うので、それぞれの特性を活かして、使うといいですね。たとえば、ダウンライトの補助として、スタンドライトを加えることによって、部屋に奥行きがでます。スタンドライトの高さを調整するだけでも部屋の雰囲気が変わるんですよ。」

 清田さんは、基本的なアドバイスに加えて、プロだからこそ語れるプラスアルファーの視点を加えてお話してくださいました。

照明によるおしゃれな演出

 「蛍光灯は経済的で、どこも同じ照度を保ちます。白熱灯は陰影を与え、物の形をきれいに見せたり、食べ物をおいしそうに見せることができます。観葉植物の陰にスポットライトを置いて、壁に向けて照らすと、観葉植物の陰影が壁に写り、おしゃれな雰囲気をかもし出します。スポットライトは数千円で手に入りますから、お金をかけずに素敵な演出もできますね。」

オーダーメイド品と既製品の違い

カーテンについては色のポイントのほかに、特にご質問の多い内容を丁寧に解説いただきました。

 「オーダーメイド品と既製品のちがいは、まず、ボリュームが違います。窓の幅に対してオーダーメイド品は生地の面積が2倍で、ヒダが3つ山で作られます(既製品は生地面積1.5倍でヒダが2つ山のものが多い)。カーテンの柄に合わせてヒダの山の大きさを変えたり、カーテンレール以外のバーを用いたり、ジェードスタイルにするなどいろいろな様式や種類がありますので、部屋のイメージに合わせて選んでください。」

 また、布地の選び方についてもアドバイスがありました。

 「取り外しが楽で、こまめに手入れができるタイプのものにはウォッシュタイプの布地を使ったカーテンが良いですね。シェードタイプのような取り外しが面倒なものは、汚れにくい布地を選ぶことをおすすめします。他にも布を選ぶポイントとして、マンションは断熱性も高いので、『保温性を考えて分厚いものを選ぶ』などという必要はありませんが、日差しの強さによって、厚さや遮光性を考えると良いでしょう。」

 個別の相談では、それぞれの分野の専門家が実際のお部屋のイメージをわかりやすくするために、具体的に図面に書き込んだり、展示物を手に取りながら説明をするなど、個々のニーズに応えながら詳細な説明が行われ、充実したセミナーとなりました。

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