「おススメ!安全インテリア」

落下して破損しやすいものは、負傷の原因になるので避けましょう。

地震に備え、部屋の中を安全にする方法は家具の固定だけではありません。改めて室内を見渡してください。落下して破損すると負傷の原因になるガラス製品、陶器類がどれほどあるでしょうか。窓ガラス、棚の扉、照明、テーブル、写真盾、花瓶、額など案外多くのものにガラス類が使われていることに気づくことでしょう。モノを選ぶ際はできるだけ飛来落下転倒しても割れにくく、負傷しにくい軽い素材の物を選びましょう。

たとえば壁を華やかにしたいなら、大きな額縁の絵画ではなく大判キルト・タペストリーやウォールシールを選んだり、ガラス製の写真立てのフレームをフェルト生地や革に替えたり、照明のかさを布や和紙に替えるなど、ちょっとした工夫で、ぐっと安全性が高まります。家具や生活雑貨を減らしていくのはもちろんのこと、それらをしっかりと固定し、さらに割れにくくて軽い、やわらかい素材を取り入れれば、安全で豊かな空間づくりがかなうはずです。しかも、市販されている安全性の高い素材は価格的にも安価なものが多いのが魅力です。金銭的な負担が少ないことは長続きのコツです。

~おすすめ対策事例を紹介します~

  1. 割れにくい生活雑貨(布張り、フェルト写真立て、クッショスツールなど)
  2. インテリアにアクセントを加える小さな雑貨類は、かるくて割れにくい素材を選びましょう。また、ソファに頭を守れるクッションを並べのもおすすめです。

  3. 時計(セパレート時計、シリコン製目覚まし時計、エンボス加工のかけ時計)
  4. 壁掛け時計で、四角く角があるもの、重量のあるもの、ガラスが使われているものは落下すると飛散します。軽くて角がなく、ガラスを使っていないものなど、安全な視点で探してみましょう。

  5. 食器(木製食器、メラミン樹脂の食器)
  6. 食器棚の転倒などで食器が凶器にならないように、割れにくい素材の食器をいくつか揃えておくと安心です。木製のナチョナル素材やメラミン樹脂製など、安価でおしゃれなものがたくさんあります。

国崎 信江氏プロフィール/危機管理教育研究所 代表 危機管理アドバイザー

【主な経歴】横浜市生まれ。女性や生活者の視点で家庭、地域、企業の防災・防犯・事故防止対策を提唱している。講演、執筆、リスクマネジメントコンサルなどの他、文部科学省「地震調査研究推進本部政策委員」、東京都「震災復興検討会議」委員などを務める。現在はNHKラジオ マイあさ!の「国崎信江の暮らしの危機管理」のコーナーやテレビ、新聞などで情報提供を行っている。著書に『地震の準備帖―時間軸でわかる心得と知恵』(NHK出版)『サバイバルブック―大地震発生その時どうする? 』(日本経済新聞出版社)『マンション・地震に備えた暮らし方』(エイ出版社)『これ1冊でできる!わが家の防災マニュアル』(明治書院)などがある。

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