部屋別安全対策「寝室」

寝室は寝るための部屋ですが、寝つくまでの間に書籍を読んだり、音楽を聴いたり、テレビを観たり、着替えをしたりと、案外ベッドの周りに物が置かれていたりしませんか? 就寝中は無防備な状態になっているために、揺れが起きても状況の把握に時間がかかりとっさに行動を起こすことが難しくなります。 寝たままの状態で倒れてくるものに押しつぶされないよう、そしてベッドから振り落とされないよう、ベッドを含む家具やエアコンなどの家電製品の全てを固定するなど、安全対策を万全にしておきましょう。

部屋別安全対策「寝室」

頭上をチェック

頭の真上に額縁、掛け時計などがあれば、揺れで頭に直撃する恐れがあります。取り付け位置を見直し、頭上からに離れた場所に取り付けましょう。また、頭上になくてもエアコン、テレビ、ステレオ、観葉植物など飛んでくる恐れのある物も、頭上に当たらないかどうかを確認し、ベッドの位置や枕の方位を変える、テレビをしっかり固定するなどで対策を考えましょう。

モノはできるだけ減らす

タンス、書籍やCDが置かれた棚などがある場合、クローゼットやウォークインクローゼット内に収まるように物を減らすことに努めましょう。どうしても家具を減らせない場合にはベッドに倒れない位置に配置し、壁にしっかりと固定しましょう。

寝室には灯りと履物を

夜間の震災に備えて寝室に灯りと履物を用意しましょう。灯りは懐中電灯よりも、足元灯のタイプをお勧めします。 常時コンセントに差し込まれて固定されているので、揺れで飛んでいくことや、充電されているので電池切れ等の心配がありません。普段は足元灯として、災害時にはコンセントから外して懐中電灯として使用できます。

ガラスなどの破片から足を保護するための履物はかかとのある底の厚めの室内履きが良いでしょう。履物の中にガラスが入らないように布袋などに入れておくとより安心です。

国崎 信江氏プロフィール/危機管理教育研究所 代表 危機管理アドバイザー

【主な経歴】横浜市生まれ。女性や生活者の視点で家庭、地域、企業の防災・防犯・事故防止対策を提唱している。講演、執筆、リスクマネジメントコンサルなどの他、文部科学省「地震調査研究推進本部政策委員」、東京都「震災復興検討会議」委員などを務める。現在はNHKラジオ マイあさ!の「国崎信江の暮らしの危機管理」のコーナーやテレビ、新聞などで情報提供を行っている。著書に『地震の準備帖―時間軸でわかる心得と知恵』(NHK出版)『サバイバルブック―大地震発生その時どうする? 』(日本経済新聞出版社)『マンション・地震に備えた暮らし方』(エイ出版社)『これ1冊でできる!わが家の防災マニュアル』(明治書院)などがある。

GREEN PARK シリーズマンションのお問い合わせ