STAFF COLUMNスタッフコラム

秘めたる挑戦心

2021年入社 営業部 村山 2024 Winter

たしか九州出身でしたよね。

「そうです。生まれは福岡県の久留米で、高校までは福岡で過ごしました。」

福岡時代はどんな感じだったんですか?

「一人っ子なので、小学生の頃から割と好きなことをさせてもらっていて、水泳・バレエ・硬筆・アート教室・生け花教室など色々と習っていたような記憶があります。」

海外の写真

だいぶ活発だったんですね。挙げてもらった中だと、特に何に力を入れてたんですか?

「生け花は長く続けましたね。小学校から高校3年生まで10年ほど通っていました。
テキストを使って色んな花材を使って作っていくんですが、当然作り上げるものも毎回変わりますし、所属していた流派が自由な考え方だったので、針金で巻いたり、ドリルを使ったり(笑)、そこが楽しかったです。次の級で師範となるところまでいきました。
フラワーアレンジメントのように花で魅せるというより、生け花は空間全体で魅せるところがあると思っていて、そこに面白さを感じていました。私がものづくりに関心を持ったきっかけでもあると思います。」

次で師範は凄いです。かなり熱心に取り組んでいたんですね。高校を卒業してからは?

「英語留学でカナダに、パールハーバーの平和記念施設でのボランティア兼インターンでアメリカに、フィールドワークではフィリピン・ベトナム・ポーランド・ドイツを訪れました。
実は高校の修学旅行先がカナダだったんですが、その時は英語がほとんど話せなかったので、短期留学で“日本語禁止・携帯禁止・邦楽は聴かず洋楽のみ”と自ら十字架を背負って挑戦しました(笑)
おかげで英語はある程度話せるようになりました。
パールハーバーでは英語留学の経験も生かしてインターンの一環で展示の手法や平和教育の観点から提言するというプレゼンを行ったのも良い経験となりました。」

パールハーバーってあの?そこで平和についてプレゼンをされたというのは、同じ日本人としても大きな意義があるように感じます。海外でそこまでポジティブに活動されたのは純粋にすごいですね。

「ここまで知らない土地でも積極的になれたのは、現地の方々の優しさも大きかったと思います。パールハーバーの皆さんも明るい性格で、気づけば自分も心をオープンにして楽しく過ごすことができました。
また、ポーランドでは前乗りして一人で色々回ったんですが、最初に一人でいたところへ黒人のおじいさんが優しく話しかけてくれて、すごくホッとした思い出があります。」

少し前、抽選に外れてしまったお客様への丁寧なフォローしている姿や自分事のように寄り添っているところを見かけたのですが、人一倍真摯にお客様対応をされているのはこれらの国で人々の暖かさに触れた経験があってこそだったのかとしみじみ感じます。

もうすぐ入社4年目を迎えますが、社会人生活はいかがですか?

「休日はほぼ100%外出しています(笑)インドア派だと私自身思っていたのですが、だいたい友人と遊んでいて、先日は友人と博多港から船の深夜便で長崎の五島に行ってBBQや星を見て過ごしました。また、観劇が好きな のでひとりであちこち観に行ったりと休日は大体埋まっている状態です。」

劇というとシェイクスピアが有名ですよね。

「そうですね。ただシェイクスピアの作品は「ストリートプレイ」というセリフや演技のみ、いわゆる歌唱を含まない演劇のことで、「ストリートプレイ」も好きですし、歌唱込みのミュージカルも好きです。地元では画面越しに見るしかなかったですが、上京して初めて生で観たら、もうドハマりしてしまいました。好きな演目をやっているときなんかは月に6回も観に行っちゃいましたね。」

6回ですか!ハマり具合が伝わってきます。同じ物語で飽きたりはしないですか?

「演者が週替わりで交代するので、同じ演目でも人によって全く演技が違ってみえます。物語もなんだか違って見えて面白いんですよ。観覧席にもこだわっていて、なるべく良い席を選ぶようにしています。近い距離だと迫力が違いますし、音が綺麗に伝わってくるんです。遠くから音が聞こえてくるような演出も、ほんとうにそう聞こえて物語に入り込んじゃう。目の前で繰り広げられる演技が、同じ演目でも役者が違えば、同じようで同じじゃない。観劇は映画と違って、見る視点が自分次第なので誰がどんな動きをしているのか、動きにどんな工夫がされているのか、1回で全てを見切れないところが観劇の魅力だと思います。」

奥が深いですね。“木を見て森を見ず“じゃないですが、視野を広く全体を見渡すことで色んな考え方を得ることにもつながりそうですね。

「たまに美術館にも行くんですけど、社会人になって観る側が多いことに気付きました。今後は生け花のようにつくる側として、何かとことん突き詰めていきたいですね。」

今回の対談を通じ、学生時代の数々の刺激的な経験が彼女の広い視野や冷静な判断、内に秘めた挑戦心や着実に自信へと積み上げていく前向きな精神へと結びついているのだと感じることができました。貴重なお話をありがとうございました!

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