クローゼットがギュウギュウで、着たい服が見からない!や服を引っぱり出したら、シワシワ!といった経験はありませんか?
クローゼット収納のお悩みベスト3
1:服がいっぱいでしまいきれない
2:全シーズンの服が、ゴチャゴチャ。
3:上部天棚の使い方が分からず、スカスカ。
そこで今回はこんな悩みを解決するための、「壁面クローゼット」の特徴を活かした3つの収納解決法をご紹介します。
1:必要な服を見極めましょう

服があふれて扉の前に山積み。こんな状態を解決するには、クローゼットの中が、8割くらいの容量になるまで服の量を減らしましょう。壁面クローゼットは、ハンガーパイプに横一列に服を掛けていくので服が見つけやすく、着数も沢山掛けられます。ハンガーパイプに、手の平1つ分くらいの空いた状態が8割収納の目安です。
ですが、いざ服を減らそうとすると「服を捨てられない」という問題が起こります。そんな時は、プレ捨てバッグを使った仕分け方をやってみましょう。
プレ捨てバッグには、ポリ袋やレジ袋を使います。「捨てるか?捨てないか?」と3秒迷ったら、どんどんプレ捨てバッグに入れていきましょう。バッグがいっぱいになったら口を結び、半年後の日付を書いたラベルを貼ります。
もし半年間1度もプレ捨てバッグを開けることがなければ、今後もその服を着る機会はまずないでしょう。そうなればプレ捨てバッグをそのまま捨ててしまいましょう。
このプレ捨てバッグは、自分が判断できないモノの総量を知るためのものですが、ポリ袋に入れる事で気が離れて、意外と手放し易くなります。
2:アイテム、シーズンごとに種類分け

いろいろな季節の服が混在しているクローゼットの解決法は、まず服を全部出してから、上着やスカート・パンツなどのアイテム別に分けます。
次に夏用・冬用・通年(春秋)用の季節別に分けます。通年用とは、使用頻度が年間を通して高い春秋物です。
3分割されている壁面クローゼットであれば、季節別などの収納分けがしやすく、使い勝手が良いでしょう。
3:クローゼット内を無駄なく活用

クローゼットの収納場所は、上段(天棚)・中段(ハンガーパイプ)・下段(床面)にゾーン分けをして活用します。
使いづらい上段は、旅行用バッグや使用頻度の低いモノの収納場所として活用しましょう。上段奥は、デッドスペースになりやすいですが、取っ手付きのケースやカゴを使うことで奥まで無駄なく使え、出し入れもしやすくなります。
中段はゴールデンゾーン。使用頻度の高い服を掛けて収納します。服は丈の長いものから短いものへと順に掛けていきましょう。そうすることで、短い服の下のスペースが広く空くようにします。
下段には引きだし型の収納などを使って、肌着や靴下などをたたんで収納しておきましょう。中段の収納を工夫し短い服の下のスペースを空けておくことで、下段の収納量もアップします。
このようにクローゼットの特徴を活した収納をすることで、収納量が増えるだけでなく、使い易さにも繋がっていきます。
クローゼットは毎日使う重要なスペース。扉を開けたら、お気に入りの洋服がスッキリと収納されているだけで、気分もきっと晴れることでしょう。