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  • 暮らしの豆知識/第6回 電力&ガスの自由化で広がる家庭エネルギーの選択肢

電力&ガスの自由化で広がる家庭エネルギーの選択肢

ついに始まった電力の自由化

これまで電力供給は、地域ごとに1社の電力会社が「発電」「送配電」「小売」を独占する護送船団方式の体制でした。それが、今から21年前の1995年、「発電」が自由化されたことを皮切りに、2000年には2,000W以上の工場等に代表される大口需要家向け電力の「小売」自由化が、2004年には500Wまでの「小売」自由化が実現。この段階で、ある程度の規模を有するマンションを対象にした“一括受電”という仕組みも誕生しました。

そして、皆様もご存知のとおり、2016年4月に一般家庭向け電力の「小売」に関しても新規参入が認められたことから、電力自由化が本格的に始動しました。

なお、各家庭に届く電気はこれまで通り従来の電力会社(東京電力など)が保有する「送配電」網を通じて提供されるため、電気自体の品質に変わりなく、急に送電が不安定になったり、停電などの事故が増えるわけではありません。

さらなるサービス拡充も

いよいよ本格的に始まった電力自由化ですが、まだ様子見段階というのが現状のようです。2017年4月にはガスの自由化も始まることから、各社更なるサービスの拡充が予想されます。

また、太陽光などの再生可能エネルギーだけを使用した電気を供給する小売業者も存在します。

電力自由化により選べる幅が広がった分、消費者としてもサービスの違いなどについて十分な知識を身に付けておく必要があると言えるでしょう。ご自分の中でこれといった電力会社が見つかるまでは「現状のまま」という選択肢もあるかもしれません。

最後は自己責任

なお、事業者の切り替え(スイッチング:以下SW)には、注意しておきたい点がいくつかあります。例えば一括受電のマンションにお住まいの場合、マンションと電力会社が契約を行っているため、そもそもSWはできません。しかし、各戸がばらばらに電力会社を選択するよりも、マンション全体で一括して交渉する方がより有利な条件を引き出せるようになるという意見もあるようです。

当然、SWをした場合にもメリット・デメリットがあり、好きな電力会社が選べたり、これまでより電気料金が安くなる場合があるなどのメリットに対し、支払い方法や停電時の対応、解約時のペナルティなど、従来のサービスとは異なる点があります。現状ではSWをするしないを含め、どのサービスが一番良いかという結論を出すのはたいへん難しいというのが正直なところです。

家庭エネルギーも然り、あらゆる選択には必ず自己責任が伴います。日本ももうすでに自己責任の時代に入っています。予め各事業者・各プランのサービス内容等をしっかりと比較検討し、SWするのかしないのか、SWする場合には十分に納得した上で事業者やプランの選択を行うことが大切です。

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