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世界のポーチ


2008 OCTOBER 25 表紙 2008 OCTOBER 25

京都、嵯峨野。
平安遷都以来、風光明媚なため天皇や大宮人たちの絶好の遊猟・行楽地になり、大覚寺・清凉寺をはじめとする山荘・寺院が貴族・文人などにより数多く建立されました。大覚寺内・大沢池や野宮神社周辺の竹林も有名です。

地名の由来については、坂あるいは険し(さがし)などの地形に由来するという説と中国由来という説があります。


2008 SEPTEMBER 24 表紙 2008 SEPTEMBER 24

ツリーハウス本来の建築目的は、パプアニューギニアのコロワイ族を代表するように樹上生活をし敵対関係にある他の部族から身を守るような、防衛のための住居でした。

しかし現代においては、レクリエーションや観光を目的として建てられるようになり、別荘やアトリエとして建てたり、子どもの遊び場として建てる場合がほとんどです。日本では個性的な茶室として設えるなどそのバリエーションは多岐に渡っています。90年代以降は建築技術が発達して複数の部屋を持つ比較的大規模な住居の建築も可能になり、より身近なものになりました。


2008 AUGUST 23 表紙 2008 AUGUST 23

竹富島は沖縄県石垣島から高速船で約10分程の距離にあり、島の中央部にある集落全体が木造赤瓦の民家と白砂を敷詰めた道という沖縄古来の姿を保っています。集落全体が重要伝統的建造物群保存地区に指定されており島民全員で大切にしています。

これら家並と並んでこの島の特徴になっているのが一年を通して数多くの祭礼が継承され、実施されていることです。八重山の各地で行われている祭に加え、竹富独特の種子取祭(タナドゥイ)が9、10月に盛大に行われています。


2008 JULY 22 表紙 2008 JULY 22

ギリシャのミコノス島は、エーゲ海に浮かぶ風車が人気の観光スポット。

ギリシャ神話では、ゼウスとギガスの戦いの地として知られており、島の名はアポロンの孫ミコノスの名より取られたとされています。世界中より観光客が集まり、多くのバーやクラブでのナイトライフが楽しめることで知られています。

富裕層が家や別荘や所有することが多いので土地や建物は高価で、過度なリゾート開発を防止するため、伝統的な建築を保存する地域も決められています。


2008 JUN 21 表紙 2008 JUN 21

京都東山、産寧坂・二寧坂。

清水寺の参道である清水坂から北へ石段で降りる産寧坂へ続く坂道。清水寺と八坂神社、八坂の塔を結び、豊臣秀吉の正妻寧々が子供の誕生を念じて(産・念)坂を上がり清水寺にお参りしていたことからその名がついたという逸話があります。ここで転ぶと三年以内に亡くなるという言い伝えが有名で、界隈の子供たちは走ったりはしないそうです。


2008 MAY 20 表紙 2008 MAY 20

オランダ第二の都市ロッテルダムの南東10キロ、キンデルダイク。田園と運河がひろがるこの村には18世紀に建造された19基の風車群が並んでいます。

今では排水はポンプに替わってしまいましたが、17世紀の大航海時代にオランダが大繁栄を遂げた象徴として1997年に世界文化遺産に登録されました。今も風車を家として暮らす風車守の一家がおり、往時同様に大切に守られています。


2008 APRIL 19 表紙 2008 APRIL 19

長野県にある高遠城は戦国時代、武田信玄の家臣であった山本勘助が縄張りした堅城で城主は武田氏一族が務めていました。武田氏の衰退で織田氏により落城するが、この時籠城していた信玄の娘・松姫と、攻城軍の総大将織田信忠(織田信長嫡男)は元婚約者同士であり、落城にまつわる悲劇として知られています。

明治維新直後に一時城内は荒廃しましたが旧藩士のより公園として整備され、春になるとこの地にしか咲かない1,500本のタカトオコヒガンサクラ(サクラの一種)が植樹され、城は独特の赤みを帯びた鮮やかな桜色に包まれ、全国から花見客が訪れる桜の名所に生まれ変わりました。


2008 MARCH 18 表紙 2008 MARCH 18

浜離宮は、もとは甲州松平藩の下屋敷の庭園で、明治維新後の宮内省管理の離宮を経て、東京都に下され都立公園として昭和21年に開園した、潮入の池と二つの鴨場をもつ江戸時代の代表的な大名庭園です。

大都市の中で、徳川六代将軍家宣由来の三百年の松やボタン園をはじめとして、春は菜の花・秋はコスモスといった季節の花が咲き誇ることで知られています。

現代では傍らに汐留シオサイトのビル群が林立し景観は著しく変わってしまいましたが、江戸から続くこの庭園は350年前と変わらず訪れる人を楽しませています。


2008 FEBRUARY 17 表紙 2008 FEBRUARY 17

スイス・グリンデルヴァルトはアルプス・アイガーの麓に位置し、ベルン州山岳地方(ベルナー・オーバーラント)を代表する美しい村で、インターラーケンとともにベルナーオーバーラント地方の観光の拠点となっています。

人口は約4,000人程で、ユネスコ世界遺産に登録されているユングフラウ~アレッチ~ビエッチホルン地域への観光や登山・トレッキングの拠点として、夏には、主にハイキング・トレッキング目的の観光客、冬は、ヨーロッパ各地から訪れるスキー客で賑わいます。


2008 JANUARY 16 表紙 2008 JANUARY 16

お正月などの縁起の良い日になると見かける獅子舞(ししまい)。
疫病退治・悪魔払いの日本独自の民俗芸能と思われている方も多いと思いますが、元来は、インドの遊牧民や農耕民の信仰で神として崇められていたライオンを偶像化させた踊りがルーツと言われ、後に中国・朝鮮・台湾を経て日本に伝わりました。

日本各地に拡がったのは室町から江戸初期で、それぞれの地域の人々によって独自の舞い方が形成され、宗教的行事や地域のお祭りに欠かせない郷土芸能として定着しました。

舞いは大きく分けて、二人以上が入って舞う伎楽(ぎがく)系と、一人で太鼓を打ちながら舞う風流(ふりゅう)系があり、伎楽系は西日本・風流系は関東以北の東日本で多く見られます。他にも伝来ルートにより多くの流派があり、同じ物は二つとありません。

普段は何気なく眺めている獅子舞も、ルーツを思い浮かべながら見てみると面白いかもしれません。


2007 DECEMBER 15 表紙 2007 DECEMBER 15

北の都、札幌のシンボル「札幌市時計台」。
突き出た塔の大時計と白壁に赤い屋根の牧歌的な外観で、絵葉書などで多く用いられ親しまれている。
1881年(明治14年)から設置されている大時計は、19世のアメリカ製で、今も大事に守られ時を刻んでいます。

1926年以降の市所有となってからしばらく手入れするものがなく動かない時期がありました。
それを見かねた市内の時計店主・井上清が1933年に無料で整備・修理を行って以来、調整はボランティアによって行われ今も毎時時の鐘を鳴らしています。


2007 NOVEMBER 14 表紙 2007 NOVEMBER 14

京都、清水寺。
世界遺産であること以上に有名なのが、思い切って物事を決断することを例えた「清水の舞台から飛び降りるつもりで」で、今でも日常的な表現として使われています。

都屈指の名刹である清水寺では、観音の住むという補陀洛浄土へ旅立とうとして飛び降りた者が古来より後を絶たず、実際に飛び降りた人は江戸時代だけで数百人に及ぶようです。生存率は8割以上と高かったようですが。。。坂のきつい、みやげ物店などが軒を連ねる石畳の参道を登りつめ、仁王門をくぐり、本堂から望京都市街の眺めは見事です。考え抜かれたこの建築群の演出に、人は浄土を垣間見るのかもしれません。


2007 OCTOBER 13 表紙 2007 OCTOBER 13

天台宗釈迦山、百済寺表産道。
琵琶湖の東、鈴鹿山脈の西山腹に位置し、寺伝によれば推古天皇14年(606年)聖徳太子の建立と伝えられています。、朝鮮の百済・龍雲寺にならって寺を建てたので百済寺と号しました。

平安時代から中世にかけてかなりの規模をもった寺院でしたが、大火や織田信長の焼き討ちなどにより、建物ばかりでなく仏像、寺宝、記録類なども大方焼けてしまいました。老杉が林立する表産道に両側には石垣を築いた僧坊跡が今も残り、往事の名残りを伺うことができます。


2007 SEPTEMBER 12 表紙 2007 SEPTEMBER 12

月見(つきみ)とは、満月など月を眺めて楽しむことで観月(かんげつ)とも言われています。

太陰太陽暦(旧暦)の8月15日(十五夜)と9月13日(十三夜)の夜の月見を指し、旧暦の8月15日を「中秋」と呼ぶため中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ、ちゅうじゅう)は有名です。十三夜は日本独自の風習であり、ちょうど食べ頃の大豆や栗などを供えることから、この夜の月を豆名月または栗名月となりました。十五夜と十三夜どちらか片方の月見しかしないのは「片月見」と言って嫌われていました。

今年の中秋の名月(十五夜)は9月25日、十三夜は10月23日です。


2007 AUGUST 11 表紙 2007 AUGUST 11

インド洋上に、26の環礁と約1,200の島々が輪を描くように浮かぶモルディブ共和国。サンスクリット語で「島々の花輪」を意味します。

世界的なリゾート地として名高く、リゾート島が100近く存在し日本からも多くの観光客が訪れています。しかし、近年の地球温暖化の影響で最高海抜が2.4mのこの島々は、珊瑚の死滅と海面上昇により危険にさらされています。華やかなリゾートの影で国土維持の為の人工島の造成などが行われているという現実があり、スマトラ沖地震の津波でも多くの被害を受けました。


2007 JUNE 10 表紙 2007 JUNE 10

京都屈指の紫陽花の名所・伏見区の藤森神社。6月~7月はあじさい園が公開され、3,500株にもおよぶ紫陽花で境内は彩られ、菖蒲の節句の発祥地としても名高い。

平安京以前からの古社で、祭神は、神功皇后、応神天皇、素戔嗚尊(すさのおのみこと)、日本武尊(やまとたけるのみこと)など、勇壮な神々が並ぶ勝運と馬の社としても知られています。蒙古塚や旗塚は神功皇后が旗や武器を埋めた場所とされ、神社の起こりに由来します。


2007 APRIL 09 表紙 2007 APRIL 09

武家の治世が終わる明治まで津軽氏が居城した、2,600本を誇る東北随一の桜の名所、弘前城。
三層の小規模な天守ながら堀の南端に浮かぶ立ち姿は、春は桜、夏は月、秋は楓、冬は雪と四季折々に美しいたたずまいを見せる名城として知られています。

江戸時代から現存する天守及び城郭は、関東以北では唯一のものとして重要文化財に指定されています。


2006 DECEMBER 08 表紙 2006 DECEMBER 08

世界遺産、飛騨白川郷。
白川郷は岐阜県の最北端、富山県との県境に位置し、古くは源氏に敗れた平家の落ち武者が暮らしたと伝えられ、その合掌集落は世界文化遺産に登録されています。1月から2月にかけてライトアップが行われており、来年は7回程が予定されています。

合掌造りと言えば茅葺き屋根ですが、その茅の量は1軒あたり4トントラック20台分だそうです。葺き替えには延べ200人以上の人員が必要となるそうで、伝統を守ることは大変な作業が伴うことがわかります。


2006 OCTOBER 07 表紙 2006 OCTOBER 07

九州・大宰府の名刹、光明禅寺。
紅葉の名所としても名高い、鎌倉中期に建立された禅寺(臨済宗)は九州唯一の枯山水の庭を持ちます。本堂は鎌倉時代の禅寺とあって装飾をいっさい持たない質実な造りで、裏山と一体化した風情は、独特の静けさをかもし出しています。

空間の中に時間と精神を宿す。。。
先人の残した、この高度な世界を体験すると建築の奥深さを改めて感じることが出来ます。


2006 SEPTEMBER 06 表紙 2006 SEPTEMBER 06

落葉舞う秋の庭を望みながら、抹茶とお菓子を頂く。。。雅やかで素敵ですが、お茶をたしなむ方以外は普段あまりすることはありませんね。でもやってみると、想像以上に心が落ち着いて、何とも豊かな気分に浸ることができます。英国のアフタヌーンティーのように、民族独特の「落ち着く形」が遺伝子レベルであるのでしょう。

皆さんも暮らしの中に、そんな「形」を取り入れてみたらいかがですか?きっと今以上に素敵な生活になるはずです!


2006 AUGUST 05 表紙 2006 AUGUST 05

暑い真夏の昼下がりに、畳に座って冷たい麦茶とところてんをつるり。。。縁側で庭を眺めながら過ごすひとときは、日本人ならば誰もがほっとしますね。

現代の住宅事情では全ての人が「縁側で庭を眺める」というのは難しいですが、私たちが本来持っている「ほっとする」感覚を大切に受け継いでいきたいと私たちは考えます。


2006 JULY 04 表紙 2006 JULY 04

沖縄・宮古島の石造りの家の窓から見えるエメラルドグリーンの海。水平線の上にはちぎれ雲がふんわりと浮かんでいて、何だか気持ちよさそうです。自宅の窓からこんな景色を眺めることが出来たら、日頃のストレスも消えてしまうことでしょう。

坂入産業のアペゼシリーズは、そんな暮らしの中の「癒し」をテーマにした住まい造りを提案しています。


2006 JUNE 03 表紙 2006 JUNE 03

雨に濡れる京都・祇園の街並み。
祇園と聞いて、平家物語冒頭のくだり「祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。」を思い出す方も多いのではないでしょうか。「この世の全てのものは、時間と共にうつろい行くものである。。。」とこの物語では語られています。

当時、鐘の音が響いたであろう祇園の街並みは日本の原点として、形を変えながらも数百年経た今でも大切に保存されています。世の中や世代が過ぎ去っても変わらない価値がある、そんな住まい造りを私たちは目指しています。


2006 MAY 02 表紙 2006 MAY 02

初夏の日差しがたっぷりと差し込むポーチに、肘掛が可愛いロッキングチェアが一脚。目の前には手入れの行き届いた芝生、その先には美しい海と空が拡がり、心地よい風が海から吹いていることでしょう。想像しただけでもとても気持ち良さうです。

あなたならここで何をしますか?読書?それとも、うたた寝ですか。。。?



2006 SPRING 01 表紙 2006 SPRING 01

さわやかな春の日射しと風が通り抜ける、とある異国のポーチ。一杯に開け放したドアの向こうから、今にも話好きな隣人や学校帰りの子供達が訪ねて来そうです。少し以前の日本でも、同じ温もりがどの家庭にも溢れていました。

セキュリティーや安全が叫ばれる現代の暮らしでは、そんな温もりも忘れてしまいそうになります。私たち坂入産業は、人と人とのふれあう、快適で安心な暮らしの実現をお客様と共に目指しています。